研究情報; New Mexico Regional NMR meeting (略称NMR**2,2010.11.12~14)に参加
Update : 2010.11.22 (08:42:00)
Posted : 2010.11.22 (03:00:36)
記事作成;2010-11-22,02:51:08
米国 ニューメキシコ Albuquerque紀行(2010.11.12~14) この感動を皆様と共に。
ニューメキシコ大学、ニューメキシコ・テック大学、ロスアラモス国立研究所、サンディア国立研究所、ニュー・メキシコ・レゾナンス社、ABQMR社、ユタ大学らが主催しているNew Mexico Regional NMR meeting (略称NMR**2)に参加する機会に恵まれました。
この会合には今迄に、Paul Lauterber, Richard Ernst, Kamil Ugurbil, Paul Callaghan, Seiji Ogawa, Peter van Ziel, Alex Pines 大先生がたが参加なさっています。今回はBernhard Bluemich教授がお越しでした。皆さんにとって、いつにもまして昔の仲間が大勢集まった楽しい会合であったようです。
12日は、ニューメキシカンレストランにて歓迎の宴が催されました。賑やかにコミュニケーションを図っている様子は映画のシーンのようでした。
13日の朝食はミーティング会場で振舞われたコーヒーとドーナツ。私は持参ポスターを貼り、クリスピードーナツとコーヒ半杯を頬張りスタンバイ。まず、Blumich教授の片側永久磁石を主に用いたNMR/MRIの講義。次に、Al Redfield 老教授の0.1秒の移動時間という荒業を使ったJ-couplingの話を拝聴しました。
昼になり、Ann Smith教授のお気に入りのカップケーキのあるSlate street Cafeでビュッフェ式食事をとり、会場に戻ったところで、Blumich大先生からMRTeのポスターに関する質問を頂戴したので、頑張って答えましたが討論にまで至らなかったのは私の英語がヘタだったからでしょうか?また、Jim Carolan老博士(Nalorac元社長,最初の市販の超伝導磁石を作った方らしい)とAtholl Gibson老氏(初期分光計制作)のお二人がポスターを眺めながら「・・・・Jesus !」と呟いていたようですが、英語圏の人間ではない私にはこのニュアンスは解りません。
午後一番に、ブルカー、Combrige-Isotope 社と我がMRTe 社の企業紹介があったので、「永久磁石のマウス用MRI 装置は、超伝導磁石に代わって、これから広く動物用施設で使われるようになる」とスピーチしましたが、反論はありませんでした。ヤッタネ**2!
続いて、Larry Werbelow 先生のスピンについて、とBob London 先生のメチオニンの講義があり(この話は難しくて大変でした)会議は終了。
夜、大量のケータリングで立食パーティが福島ラボで催されました。その席で、Jim Corolan 老博士から激励の言葉を頂戴でき、更に、Brian Saam 教授からも、「また、会いましょう」と声を掛けられてとても嬉しく、
再び先生方にお目にかかれるよう頑張らなければと思える会合でした。
今回、T.Haishi(拝師)は図らずもメジャーデビューをしたようです。後日、今迄何度お願いしても戴けなかったミーティングの纏めの資料&MRTeがリストアップされている次回の予定が送られて来ました◎。